施主と建築士の熱い対話で実現したキノコのような可愛い家。
神奈川県藤沢市 Tさんの住まい(夫婦) 延床面積125.86㎡(38.1坪)
「マドリヤアーキテクツさんは、良い意味で私たちが望んだ通りにはいかない住宅会社でした。でも、仕上がりはこれ以上ないというほどの満足感でいっぱい。社内建築家と施主がやりとりをしながら、本音で接することができる対等な関係での家づくりは楽しく感動がありました」。こう話されるのは神奈川県藤沢市の閑静な住宅街に誕生した「キノコのように可愛い家」のオーナー、Tさんご夫妻です。
光と陰を上手に設計したカーテンなしで暮らせる家は、参考にしたいアイデア満載です。
Q1 家づくりのきっかけと要望を教えてください
急いで家を建てなくちゃ、という感じではなく、いい土地が見つかったら家を建てようといったスタンスでした。50坪ほどのゆったりとした敷地が気に入って、「じゃ、家をどこで建てるか」となったのです。
建ぺい率・容積率もあまり気にせず、自由に家を建てられる立地でしたが、単にだだっ広いだけの家ではなく、自分たちのライフスタイルやこだわりをきちんと反映させた、主張のある家づくりをしたいと考えていました。
大まかなイメージは二人で話し合って確認しました。たとえば、無垢の木の内装がいい、外観はエッジの効いたスクエアなシンプルデザインがいい、広い空間とデザインにこだわった家……など。
具体的な要望点を列挙すると、寝室などの居室は1階にまとめて2階には広々としたリビングを設けたい、畳の部屋が欲しい、キッチンは対面で全体が見える感じにしたい、吹き抜けとロフトが欲しい、木の天井がいい、上部が吹き抜けになっている階段にしたい、2階リビングからバルコニーに出たい……など盛りだくさんでした。中でも、玄関にはすごくこだわっていて、入ったときに何かしら印象に残るようなものにしたいと考えていました。
Q2 会社選びのポイントは何でしたか?
いろいろと見て回ったり情報を収集して、私たちが候補として選んだのはハウスメーカー、工務店、設計事務所など4社でした。共通しているのは、木の使い方が上手くて、デザイン性と空間構成に優れている点です。しかし、実際にプランを提案してもらう段階になると、その会社のいい点、悪い点が見えてきました。ある会社はまだプランも出ていないのに最初から高額な予算を要求してくるので真っ先にリストから外れました。もう1社はコスト意識が高い会社だったのですが、私たちの要望がどんどん削られていって、コストを合わせる作業は諦めの連続だったりするところが納得できず脱落しました。
残った2社は予算面もプラン面でも競合したのですが、最終的に選んだのがマドリヤアーキテクツさん。競合した1社はとても丁寧すぎるほどの対応だったのですが、こんな感じでずっと完成までつき合うとなると気が重たい、こちらが疲れてしまうと感じました。
対して、マドリヤさんは距離感が近く、とても話しやすかったのが最終的な決定要因でしたね。
プランについても、マドリヤさんは敷地を調査したうえで、そこに要望を加味した必要な広さの空間を提案してくれました。無駄な廊下などもない、暮らし方に合わせたプランであることも評価につながりました。
そして、何といっても気に入ったのは最初から設計士が応対してくれるのが魅力でした。具体的なプランを相談している時に、その場で設計士がラフスケッチを描いて、イメージを具現化してくれるのもありがたかったです。
Q3 ご夫妻がこだわった点はなんですか? それに対するマドリヤの提案や対応は?
私たち夫婦にはそれぞれ要望の優先事項があって、妻はキッチン、私は玄関と洗面所、風呂という具合でした。本は12冊ほど買ってパラパラ見て、ロフトの手すりなど、ここがいいなと思うところに付箋をつけて、「これとこれとこれを取り入れてください」と、いいとこ取りした感じです。床材は結構、悩みました。フローリングではなく無垢の床にしたくて、オークの無垢のオイル塗装を希望しました。
シンプルな内装に本物に木を合わせるというマドリヤさんの姿勢も気に入りましたが、それで意見を交わすこともありました。例えばキッチンは当初、見た目の雰囲気を重視し木目がプリントされたものが希望でしたが、マドリヤさんから『ここは白で統一したほうがいい』とアドバイスされました。検討の結果、マドリヤさんの提案を採用。
良く考えると、私たちは前述のように、シンプルな内装に本物の木を合わせるマドリヤさんのスタイルを気に入っていました。だけど、そこに木目がプリントされたものを入れてしまうと浮いてしまうということに気がつき、納得。今では、白で統一本当によかったと思っています。
2階の間取りはすんなりとは決まりませんでした。バルコニーは最初L字型につながるプランを考えていましたが、落合さんから次の週に「これに変わりました」と提案されたのが二つに分離する案でした。見た瞬間、「これだ!」と目からウロコでした。私たちが希望していたものより良かった。リビングに繋がるインナーバルコニーは生活シーンの一部であり、階段に近い和室側のバルコニーは洗濯物干しコーナーという違いを持たせた点も気に入っています。

私が特にこだわったのはインナーバルコニーの開口部分の高さでした。というのも、光を取り入れながら外部の視線をカットする開口部の高さにより、カーテンなしで暮らせる、「カーテンのない家」が可能だと考えているからです。妻はもっと光を入れたいから10㎝下げて大きくしたいとの希望でしたが、私は逆にあと10㎝上につけてよりタイトにしたいと意見、マドリヤさんにも意見がありました。
注文住宅でよかったと実感したのは、まだ窓がついていない施工中の現場に行って、実際に高さと大きさを検証しながら、話し合って決められたことです。マドリヤさんがプロの見地から出してくれた高さで設置したスリット窓からは光を取り入れながらも、外部の視線を気にすることなく生活でき、カーテンのない家を実現することができました。
Q4 マドリヤアーキテクツとの家づくりの感想は?
マドリヤアーキテクツさんとの家づくりをひと言で表すなら、気づきと感動の連続でした。施主の要望を鵜呑みにせずに、「いいものはいい。悪いものは悪い」とはっきりと言う会社です。施主が「こうしたい」と要望しても、それに対してのメリットやデメリット、そして他の選択肢をしっかり提示してくれます。
施主がマドリヤで家を建てたいと思うのは、意見のぶつけ合いの中から生まれたプランが、施主の当初の要望を凌駕するものであり、「こんな発想があったのか」「本当に求めていたのはこんな暮らしだ」と、気づきを与えてくれるものだからです。
外観のデザインにしても最初はスクエアな箱のような家をイメージしていました。でも、私たちの要望にある“ロフト”や“吹き抜け”を実現するため、違うアイデアを提案されました。それが今のキノコみたいに可愛いデザインで、これがいい!となったんです。
機能性をきちんと考えて辿り着いたデザインなのです。施主の言葉に耳を傾け、雑談の中生まれたような変わった要望でも、面白い場合は乗ってくれる遊び心もマドリヤさんの特長です。
2階から1階の寝室にダイレクトにつながる設計もその一つです。「酔って帰った時などに、2階のリビングから1階の寝室のベッドにダイレクトに飛び込みたい」とボソッとつぶやいたことを、遊び心でプランに取り入れてくれました。「本当に、そこまでやってくれるの?」と、こちらが驚きました(笑)。
手すりにぶらさがってダイブするのですが、下はベッドなので安心。実際には2階から寝室にいるパートナーを呼んだりするのに重宝すると思います。
Q5 お気に入りの箇所はどこですか?また、住み心地はいかがですか?
我が家は無垢材や漆喰など自然素材にこだわったすまいです。吹き抜けのリビングなどに居ると、心が落ち着いてくるのを感じます。それは、適度に配置された窓から自然な光が差し込み、程よい陰影を生み出していることも大きな要因だと思います。
そしてもう一つのお気に入りが玄関にある階段部分です。〝印象的な玄関にしたい〞という要望を最初に伝えたのですが、マドリヤさんは木のストリップ階段を提案してくれました。踏み板が出っ張らずにキレイに揃っていて、横から見た造作が美しいです。また、地窓を設けてそこから階段に向って光が差し込んでいる演出にも満足です。
セミセパレートの小上りの和室もお気に入りです。小上がりの高さはマドリヤさんの見学会で「この高さがいいよね」と決めました。
最初から用途を決めてギチギチに造り込むのではなく、将来、家族構成が変わったとしても自分たちでいかようにできるような、可変性のあるスペースを残してくれているのもありがたいですね。例えば多目的に使える吹き抜けのロフトです。
また設備面では、マドリヤさんから提案された床下エアコンが、実際に住んでみて快適さを痛感しています。床下のエアコンの暖気が、ダクトを通じて家全体を暖めながら各部屋へと運ばれていきます。もともと、私たちはエアコンを各部屋につけるのがイヤだったこともあり、お陰でスッキリとした室内空間が実現できたことにも満足です。深呼吸したくなるような、安定した心地よさに包まれて、最高の毎日を過ごせています。
本当にマドリヤアーキテクツで家づくりができてよかったと思います。
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