お雑煮問題と家づくり

投稿日:2023年01月16日

インプットとアウトプット、ということをここのところぼんやり考えています。

「初回無料相談でのヒアリング(お客様へのご要望の聴取)は、最初のプレゼンテーションの場である」というのはよく若手スタッフの皆さんに言っていることなのですが、これはつまり「設計を行うにあたって、何を聞きたい人間なのかが表現できるんですよ」ということなんです。

私はよくご夫婦それぞれのご実家のお話を聞いたりします。

唐突ですが、お雑煮ってそれぞれのご家庭でけっこう違いますよね。

切り餅なのか丸餅なのか。すまし汁なのか味噌仕立てなのか。

お餅以外の具は何が入っているのか。入っていないのか。

結婚して「この家のお雑煮はこれだ」と決定するまではそれぞれがそれぞれのお雑煮を「当たり前」と思っているわけです。


ところが、最初のお正月の直前、年末年始の買い出しの際に

「あ、お雑煮の白味噌買わなきゃ」

「はあ?味噌??ありえない。」

などと衝突することになる。

正義と正義の衝突。お互いに一歩も引くことはできません。


そうなるともう、次のどれかになるじゃないですか。


①どちらかのお雑煮をしぶしぶ採用

②どちらのお雑煮も採用せず全く違うものを採用

③それぞれのいいところを併せ持ったお雑煮を考える

④それぞれが食べたいお雑煮を別々に食べる

⑤お雑煮というのは存在自体が無かったことにする


よいいえづくりというのは③だと思うんです。私は。


なので、「実家の納戸が落ち着いていて好きだった」とか「この季節にはこういう空が見えた」とか、「縁側でゴロゴロしていた」とか、そう言う話を聞くと、ご夫婦それぞれが育った原風景のよいところを併せ持ったような「ネオ実家」が作れるんじゃないか、と思ったりします。


そうはいってもなかなか難しいのですが、プランニングの出発点にしたりヒントにしたりはしています。なので、「ご実家はどちらですか?」と聞く際にはそう言う意味がありますので、是非いろいろと聞かせてください。


ちなみに我が家のお雑煮は、妻の実家のお雑煮をベースに、私の実家のお雑煮には乗っていたイクラを乗せたお雑煮を毎年食べています。


おちあい

清川村へ

投稿日:2022年10月13日

落合です。

きほんのきのいえのお客様で清川村で検討されている方が同時期に2組来られまして、先日現地調査と役所調査に行ってきました。
実は私のルーツは宮ケ瀬にありまして、小学校に上がる前までは宮ケ瀬に住んでいました。
なのにこれまで清川村(煤ケ谷・宮ケ瀬)で設計をする機会はありませんでした。

そこへ二組のお客様。渋滞していたご縁が一度に押し寄せている感じです。ありがたいことです。

ということで人生初の清川村役場調査。

宮ケ瀬にある母のお墓参りでいまも通ることはあって馴染みのある通りだけど役場に寄ったのはたぶん初めて。
窓口の方が丁寧に応対してくださり、理解を深めることができました。

びっくりしたのは、全域で22条区域が無い!!「(ということは茅葺も建てられるのか・・・)」とニヤニヤしてしまいました。良い!清川村良い!

そのまま母のお墓参りへ行き、お昼ごろだったので七沢のZUND-BARへ。ここも何年ぶりだろうか。

その足で厚木の実家へ寄るか、とおもったけど「一人で墓参り行ってきた」と父に言うのが照れくさいのでやめておきました。

落合

見学会ではここをみてほしい

投稿日:2022年07月27日

落合です。

マドリヤでは定期的に完成見学会を開催しています。
施工例写真やパンフレットではなかなかお伝えできない、体感することでしか理解できない設計の工夫をご覧いただいています。

ここでは、まだマドリヤの完成見学会にお越しいただいたことのない方へ向け、「マドリヤの完成見学会はここを見てほしい」という項目を挙げてご説明したいと思います。

①天井の高さの工夫

マドリヤの標準の天井の高さは2.2mです。
天井が高い方が開放感がある、ということももちろん言えますが、水平方向の空間の広がりを得つつ、座ったときにしっくり落ち着く天井は2.2mだと思います。また、吹き抜けの開放感を際立たせ、生活にリズムを作る意味でも低めの天井が日本人のライフスタイルには適していると思います。マドリヤではプランや環境にあわせ、天井高を上げたり下げたり、多様な居場所づくりを心掛けています。
と、いくら言葉を並べてもなかなかご理解いただけないと思いますので、ぜひ見学会で体験していただきたいです。

②面積の無駄?回遊動線の工夫

マドリヤのプランは回遊動線を多用します。
行き止まりをなくすことで小さい面積の住まいでも窮屈さを軽減できます。
2人以上の家族が暮らすとなれば、動線の上での「逃げ場」も必要になります。
裏動線のための廊下を設けることはある意味、面積の無駄に他なりませんが、上記のような暮らしの中での体感はこの無駄を補ってあまりある効果があります。
うん、やっぱり体感しないとわからないですね。

③座った目線での開口部や広さ感の工夫

生活は立位と着座でできています。(しいて言えばあと就寝)
立ちっぱなしの生活というのはありませんので、座ることは生活の中心にあると思います。見学会では立って歩き回る、ということになりがちですが、マドリヤの見学会ではスツールをご用意しています。ダイニングに座ったとき、ソファに座ったときに窓の外にどういう景色が見えるか、また、視野角がどれぐらい確保できるか、そんなことをいつも考えながらプランしていますので、ぜひ座ってみてキョロキョロと見まわしてみていただきたいです。

ほら、体感したくなりませんか?

最後に、こういったポイントも「間取り」の一部だと考えています。
ただ部屋の大きさや配置を考えることと、「マドリヤの間取り」は一味違います。
定期的にホームページで見学会のご案内を掲載しますので、よろしければお越しになってみてはいかがでしょうか?

おちあい

「きほんのきのいえ」の近況について

投稿日:2022年05月10日

代表の落合です。

きほんのきのいえの立ち上げ以来、多くのお問合せやご相談をいただいておりまして、誠にありがとうございます。

5月に入りまして、10月分の着工枠に正式なお申込みをいただきました。このため、今後は11月着工にてご案内をさせていただきます。

さて、「きほんのきのいえでできる家はどんなイメージなの?」とお尋ねをいただくことが増えてきました。

これまでの施工例の中から、きほんのきのいえのルールの中でできる設計についてイメージ集を作成いたしました。

よろしければ下記からダウンロードいただければと思います。

きのいえ仕様イメージ20220318

おちあい

 

 

YouTubeへいただいたご質問について

投稿日:2022年02月21日


オチアイです。
マドリヤYouTubeチャンネルの動画コメントへ投稿いただいたご質問についてお答えいたします。

 

 

 

 

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はじめまして。
QandAの動画とても参考になります。
現在、HMよりも設計事務所を現在考えており、質問させていただきたいことがあります。すみませんが長文です。
現在の私の状況ですが、まだ家づくりを検討し始めたばかりで住宅会社も決まっておりません。色々勉強していくうちに、規格内で仕様を決めていくHMよりも、ゼロからゆっくりと設計を話し合って決める設計事務所のほうが自分にはあっているのではと思い始めました。
一般的に、土地から購入する場合で、かつ、土地も住宅ローンを組みたいときは、つなぎ融資でも分割融資でも、土地を契約してから決済するまでの約2ヶ月くらいの短い期間で家の設計などを決めないといけないと聞きました。つまりつなぎ融資や分割融資などでは土地を先行して購入したい場合、どうしても建築プランや建築費用も算出しねばならず、ゆっくり家の打ち合わせができないと聞きました。特につなぎ融資は金利が高いので、土地購入から新築まで時間がかかればかかるほど不利になります。
これでは、設計事務所ではゆっくりと打ち合わせを重ねて家を考えていきたいという私の希望と合致しません。
私の希望は、①土地と住宅両方に住宅ローンを組みたい、②土地ローンにも住宅ローンを適用したい、③土地購入してから半年以上かけてゆっくりと建築士と家の打ち合わせをやっていきたい、の3つです。この3つの条件を満たしつつ、かつ住宅ローンの総支払金利が安くなる方法はなんでしょうか?アドバイスいただければ幸いです。

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ご質問ありがとうございます。

 

そうなんですよね。「土地購入を決定したら急に忙しくなった」と漏らされる方は多いです。

 

ローンを組んで土地を購入(売買契約締結)すると「この日までにローン審査を通すこと。通せなければ契約は白紙とする」というような約束(ローン特約)をさせられます。
それが一か月後の場合もあれば2か月後ということもあります。

 

一方で、金融機関にローン審査を申し込む段階では施工費も含めたすべての金額が完全に確定していることは稀です。
ご心配の通りで、打合せは完了していないし、設計も最終確定していないからです。

 

ではどのように進めているかとというと、おおまかな金額の割り振りを決めておいて予算枠を決めてからお打ち合わせを進め、ローン審査に必要な間取り図や見積書をご用意します。

 

この段階で分かっていること、例えば大まかなプラン構成と坪数、断熱や構造などの性能の目安、使いたい照明器具や内装仕上げ部材、施主支給や施主施工を取り入れたい箇所などについては、各工務店さんや設計事務所さんは過去の事例などからどの程度のコストがかかるかが把握できていますので「おおよそこれぐらいの金額を予定しておけば大丈夫」と想定することができます。
造作についても過去の事例をお見せしながら、これであればこれぐらいの金額です、と提示できます。

 

この「これぐらい」の精度を高めるにはやはり何回かのお打ち合わせと時間が必要です。
土地が決まってからご相談に来られた場合でも頑張ってなるべく精度を高める取り組みをしてご納得いただいてから正式なご依頼をいただいています。

 

また、建物金額(コスト)はこう整理することができます。

 

①大きさ・規模で決まること
②好み・こだわりで決まること
③土地条件で決まること

 

①、②は土地が確定していなくても相談ができ、金額の把握が可能です。
なので、これらを相談・検討しておいたうえで、いざ土地が出てきたときには③の検討だけで済むようにしておくと精度を高められます。

 

土地が決まった瞬間からローン特約期日までに①、②、③を完全に確定させるのは不可能に近いので、①、②だけでも事前に納得がいくまで相談や家族会議をしておくのがおすすめです。
そのためには「土地が決まっていなくても相談できる設計事務所」を探すといいです。(うちです)

 

ローン申し込みのときの見積書とまったく同じ見積書で建物への融資が実行されるという事例は私たちの場合ほとんどありません。
多くの場合、設計を進めていく中で当初より予算オーバーし、優先順位を見ながら取捨選択していくということをされています。
また、工事を進めながらも「ここに棚を追加したい」とか「これに変えたい」というお話がでますし、対応していきます。

 

ローンについてですが、「土地だけが購入できる住宅ローンはあるか」についてはおそらく無いと思います。つなぎ融資はありますがご心配の通りで金利は高いです。

 

まとめますと、
1,イメージに近いような土地で要望を伝えてプランと見積もりを作ってもらい、自分たちが建てたい家がどれぐらぐらいの予算(①、②)でできるか把握する。
2,それを実現できる依頼先をしぼっておく。
3,いざ購入したい土地が出てきたら、③土地条件できまるコストを見積もってもらい、予算に収まることを確認して土地購入に踏み切る。
4,予定通りの金額でローンを通し、詳細の打合せを行う。
5,予算オーバー分は取捨選択して収めるか、ヘソクリで調整する。
6.建物完成

 

という流れになります。

 

お答えになっているか大変不安ですが、以上で回答とさせていただきます。

 

オチアイでした。

 

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