版築塀

投稿日:2017年04月20日

お久ぶりです。マドリヤの相須です。

日野市の住宅も5月の完成を控えていよいよ工事も大詰め、特徴であるガルバの外壁も仕上がり全体像が見えてきたこの時期に合わせてお客様と現場で外構工事の打合せをしてきました。

建物の正面側に建物と一体化させた屋根付きガレージがあるのですが、遠くから奥までよく見通せてしまうので、少し目線を遮る植栽と合せて特徴的な塀を組み合わせたい思い、今回は私の自宅も手がけてもらった庭師さんに力をかしてもらう事に。

硬質なガルバリウムの外観に対して別の素材感を組み合わせたいねと事になり、板塀と植栽の中に版築塀を入れ込んだ計画を今進めています。

 

ところで「版築塀」をご存知ない方も多いのではないかと思いますがこんな感じのものです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

有名なところですと法隆寺の塀などにも使われています。

 

異なった種類の土を石灰などで固めながら何層にも重ねたものです。

土の色や厚みなどで様々な表情を見せてくれて、二つと同じものはないというのも魅力があります。

時々版築の中に思い出の品などを新築の時の記念として入れるかたもいるそうです。

家づくりは一生に何度もあるものではない、そういう特別感や思い出が家の一部に残るというのが良いですよね。

 

 

 

 

 

 

難しい敷地こそ腕の見せ所

投稿日:2017年02月07日

先週末、日野のお客様の上棟式でした。

 

 

北東道路の変形地のためなかなか日照の確保が難しい敷地で

冬の夕方の時間という事もありますが、組みあがった建物を見ながら「やっぱり日当たりが厳しいなぁ~」とお客様も呟いていらっしゃいました。

 

がしかし変形地を活かした敷地の余白の取り方、2階リビングを通常より長い柱で空間を高くとり南隣の屋根を躱した位置から明るさを取りつつ、温熱的に不利になってしまう間取りを断熱性や室内空気の循環ができる熱交換換気システムの採用で上下階温度差を緩和するなど、敷地条件をカバーする工夫を色々と盛り込んでいます。

構造見学・完成見学会を予定しておりますので、ご期待下さい。

 

 

 

 

最後はリビングから見えるモノレールの写真でお別れです。

それではまた。

 

相須

 

 

パッシブハウスの温度計測(その1)

投稿日:2017年01月24日

今までも他の建築士さんが手がけられたパッシブハウスは温度データを見せていただいたりなどはしていたのですが

マドリヤの手がけた建物では果たしてどうなのか・・・

測定をさせていただく為に12月にそよ風を設置したお客様宅に行ってきました。

 

何か月かぶりに訪問させていただいたのですが、無機質だったそよ風のダクトが素敵な事に。

お客様ご自身で絵を描かれたそうです。とても華やかですね!

 

さて温度測定の件、

そよ風のシステムでもは記録できるようになっているのですが、今回はより詳細な検証の為データを取検証する為、一か月弱程、一階リビングと吹抜でつながったロフトに小型の温湿度測定器を設置させていただき室内の温度差を測定します。

 

「落合代表、設置中」

 

 

そよ風の効果と建物の断熱仕様は2020年度基準相当の性能にはなっているので、それなりに上下階の温度差は抑えられているはず・・・

果たしてどうなるのかちょっとドキドキです。

 

結果はまた次回!

 

 

マドリヤ あいす

木材についてのアレコレ

投稿日:2016年12月20日

こんにちは、マドリヤの相須です。

先週、今年から参加させていただいている「住宅デザイン学校」の冬合宿に行ってきました。
宿泊先は勉強も兼ねて益子義弘さんをはじめとする建築家3人がリノベをしたHOTELLI aalto(詳しくはまた改めて・・・)
建築・設計マニアのような同業の人達ばかりが参加しているので会話も濃く、
「この部屋の床材はナラ材だね」「じゃなくて木目と色からするとタモだな」などなどマニアックな話を繰り広げていました。
(実際に、ナラとタモは木の組成が似ていてパッと見わかりずらいのです)

 

ちょうど樹種の話で、先日ポプラ材のカウンターをご希望されているお客様の件で工務店さんと打合せした際に

「ポプラ材では希望する大きさの物がない」という話になりました。

正確には「本物のポプラの木では流通しているものがない」という話。
一般的に出回っているものは「イエローポプラ」と呼ばれるものが多いらしく、
「ポプラ」とは名がついていても科目分類的にも全く別の物のようです。

無垢フローチングで、「ナラ」=「オーク」として取り扱う建材屋さんがあり、先程の件とは異なりこれは間違いではないのですが、
私はオーク材というとヨーロッパオークを思い浮かべてしまいます。
最近は男前インテリアなどが流行りで商業施設などでもオーク材を使っている所をよく見かけますが、ナラに比べ木目が少し荒いオーク材がやはりしっくりきます。

先日お引渡しをさせていただいたお客様はオーク材のご希望があり、ヨーロッパオークを採用させていただきました。

やはりフレンチヘリンボーン貼りとオーク材の組み合わせはよく合いますね。
ちなみに、マドリヤの打合せスペースは徳島産の杉を使用していて、特有の良い香りと針葉樹ならではのやわらかい脚ざわりが特徴です。
やわらかいが故にヘコミや傷がつきやすいというのはありますが、コストパフォーマンスが良いのでよくお勧めしています。
無垢床材は特性・価格・デザインも含めたくさんの選択肢がありますので、是非色々とお尋ね下さい。

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