結論:ローコスト住宅は坪単価を高めるべし。(説明あり)

投稿日:2016年10月31日

今年の4月にお引越しされた、相模大野のS様邸に行ってまいりました。

・夏は涼しく過ごせた

・居場所がたくさんあって、兄妹喧嘩が減った

・チェリー材の質感を気に入っている

 

など、ご感想を(ドキドキしながら)いろいろとお話をうかがってきました。

お話を聞いて、やっぱり、「ローコスト住宅は坪単価を高めるべし」と確信しました。

 

「逆じゃないの?」とお思いかもしれませんが、すこし説明させてください。

 

・断熱材はケチるべきではない。

断熱材を高性能にすると、光熱費が下げられるだけでなく、大きな熱源が不要になるので設備費も下げられます。

なので、エアコンを一台減らしたと思ってとびきりよい断熱材をさいようしたほうがいいです。

また、断熱性能の高い樹脂サッシを使えばより効果的です。

これらは「建設コストは上がるけれど、将来的には十分元が取れて、しかも快適なもの」としてもはや説明するまでもない定番ですね。

 

・外壁・屋根材はケチるべきではない。

外壁と屋根はガルバリウムにすると色褪せしにくくなります。長尺のもを使えば、より雨漏りのリスクを低減できます。

なので、足場をかけて塗装しなおしたりするコストが長期的には抑えられます。

 

あとカッコいい。

カッコいいは正義です。

 

・床材はケチるべきではない。

体が直接触れる建築の部位はどこですか?そうです。床です。

フローリングには暖かさのある無垢材を使うのがおすすめです。

断熱性能がしっかりしていれば、足元を吹き抜ける冷たい空気もなくなるので床暖房も不要です。

無垢の床は傷ついたり汚れたりもしますが、いい味になってきます。

いざとなれば削ることもできます。

 

あとカッコいい。

カッコいいは(略)

 

・床面積・天井高は小さくていい。

そうなるとコストがどんどんあがるじゃないですか!となりますが、

マドリヤで間取りをつくると一回り小さいものがご提案できます。

廊下が少なく、贅肉を削り落とした、とぎすまされた間取りです。

でも収納もリビングの大きなソファも妥協しません。

屋根裏の空間を利用したり、三次元的なご提案も得意です。

小さい間取りは窓の数も減らせますし、室内の空気も少なくなりますのでエアコンがとてもよく効きます。

 

あと、一緒に天井高も小さくします。

天井高を低くすると、座った時に落ち着いた雰囲気を作れます。

また、外から見たときの建物全体の高さを抑えられます。

威圧感が少なく、お隣さんの日陰をつくりにくい家になります。

最近は天井高2.2mでご提案することがほとんどです。

 

・結論:坪単価を高くせよ。それが長い目で見ていちばんローコスト。

床面積(分母)を小さく、でも性能や質感にかかるコスト(分子)をなるべく下げない上記のような計画を行えば、

おのずと坪単価は高くなります。が、総工事費とランニングコストは抑えられます。

 

ただ広くてすっからかんのローコスト住宅より、ギュッと中身の詰まったものをご提案したいといつも思っています。

 

 

 

 

 

 

この記事を書いた人

madoriya

2016年10月31日 投稿|     
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